全体のフォルムと内側の空間を同時に見せることが出来る、このガラスの可能性にいつも感動を与えられながら制作にとりくんでおります。
私の作品を覗き込む人々が、ガラスに閉じ込められた光を感じることによって自身の希望に触れてほしい、そして私自身が自分そのものに近づいてゆける仕事をしてゆきたいです。
表現したい作品が私の手の中で生まれ、形になって人々に提供することが出来る。それが工芸の面白いところだと思います。ガラスは透明と不透明、柔らかさと硬さという不可逆性を持つ魅力的な素材です。仕事をする上で私はいつもこの魅力をどのように生かすかに取り組んできました。
現在は主に器の形に取り組んでおります。それは人の食、生活、ひいては命、それを入れるものということの興味からなのだと思います。
連絡先
Aki-Kos Glass
富山県富山市追分茶屋36-2 TEL076-436-2272 FAX076-436-2272 E-mailmail@akikosglass.com HP Aki-Kos Glass
※Aki-Kos Glass HP、又は上記メールアドレスよりご連絡ください。
技法
吹きガラスからガラス工芸の世界に入ったのですが、いまはキルンキャスティングで制作したパーツとの組み合わせでホットワークにて仕上げる仕事が中心です。
経歴
- 1978
- 愛知県額田郡幸田町生まれ
- 2000
- 静岡大学 農学部森林資源科学科 卒業
- 2003
- ボンホルムガラス陶芸学校 ガラス科(デンマーク)(〜2007)
- 2008
- (財)富山ガラス工芸センター スタッフ(〜2011)
- 2012
- 富山市にアトリエ「Aki-Kos Glass」を構える(現在に至る)